トランクルームとは？

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一口にトランクルームといっても、実際は運営されている業態によって主として2種類に分けられます。
その2種類とは、寄託契約になっている倉庫業法で定められているトランクルームと、賃貸借や契約で収納スペースを賃貸する不動産賃貸のトランクルームです。

一般的にトランクルームというと前者の寄託契約となる、いわゆる倉庫になりますが、最近は個人で手軽に借りられる賃貸借家契約のレンタルスペース式のトランクルームが非常に増加しています。
寄託契約のトランクルームは、国土交通大臣の登録を受けている倉庫業者が管理運営するもので、保管には登録された倉庫を使用しなければいけません。

荷物の出し入れは業者が行うか、業者が付き添いの下に利用者が出し入れを行うことが多くなっていて、現地には必ず業者の管理スタッフが常駐していて、出し入れの利用時間に制限を設けている業者がほとんどです。
また、自社で警備体制を整えているか、または警備会社を付けて機械による監視や警備を行っています。

このような管理状態ですので、実際にものを預けるにはこのように警備体制が整備されていると、非常に安心して物を預けることができます。
そのほかにも定温や定湿、楽器、書類、ワインなどの物品ごとに適した保管状態の倉庫を持つ業者もありますので、自宅で保管が難しい物品の管理を任せるのに適しているといえるでしょう。

実際に倉庫業者の運営するトランクルームを使用する場合は、優良な施設や業務体制を持つトランクルーム業者を選びたいものです。
そのためには、国土交通省が優良のトランクルームの認定を与えていますので、認定マークに番号が振られ、マークの下に「定温」「定湿」「防塵」「防虫」「防滋」「常温・常湿」のうち、認定された性能が記載されていますので、これは優良業者の基準になりますから参考にしてみてください。

一方、レンタル収納スペース形態のトランクスペースは、自宅収納スペースの代わりや、趣味のスペースとしてなどの利用が多くなっています。
これらは不動産賃貸業者が運営しており、保管場所に専用の建物やマンションの一部などを利用しているのがほとんどです。

ほとんどの業者が荷物の出し入れは利用者の自己責任の下に行うようになっていて、警備も特に実施していないところもあり、実施していても週に一回程度の見回り程度となっていて、倉庫業者のトランクルームと比較すると管理体制は緩くなっており、利用者の自由度が高く名手いるのが特徴です。
利用目的としては、自宅収納スペースの代わりや趣味のスペースとして使用されることが最多で、そのために荷物の出し入れが自由にできるようになっていますので、利用を考えている方は自宅からの距離や交通の利便性なども重視して業者を選定するとよいでしょう。